今日買ったもの

いきつけの書店が石川雅之に醸されていて、石川氏が腱鞘炎になった原因らしい色紙も飾られていました。書店員が作成したと思われる菌達のぬいぐるみもわらわらと飾られていてある種異様ななごみ空間が出現していて見いてってしまう。所詮は菌なのに(笑)という訳で、予定の半分以下ですけれど久々に漫画と本で散財してきました。貧乏は辛いですね。

これ以外でも色々と面白そうなゲームが並んでいて選択には困りましたが結局買ってきてしまいました。三連休で遣りこむ予定です。
探究「鎮守の森」―社叢学への招待

探究「鎮守の森」―社叢学への招待

クドリャフカの順番―「十文字」事件

クドリャフカの順番―「十文字」事件

死神の精度

死神の精度

ピアノの森(9) (モーニング KC)

ピアノの森(9) (モーニング KC)

これで既刊分は全て購入。雨宮がピアノを弾く事への迷いやカイへのコンプレックスから逃げずに吹っ切る事を決意した事で、何時の日にかの二人の物語が重なる事を大いに期待させつつカイと雨宮の再会編が終了。阿字野とカイ、雨宮と雨宮父という二組の導くもののと導かれるものの対比関係も面白いですね。
番外編の後に載っている2話は本編の話とどう繋がっていたのか今一つ良く判らず、これも番外編なのかと思ってしまった。カイが色を知る事が今後のピアノに繋がっていくという事なのか?
ブリザードアクセル 1 (少年サンデーコミックス)

ブリザードアクセル 1 (少年サンデーコミックス)

鈴木央の最新作。情念というか、変態性も感じさせる作者の趣味性に属する部分はUJでの連載作の方に主に受け持たせて、こちらではストレートな少年の成長物語といった趣を前面に打ち立てて描いていますね。ジャンプ作家としての経験と作風が良い意味で表われていて、実はその分多少のもの足りなさの部分も感じなくも無いのだけれど、ともすると妙な方向に流されながちな央漫画なだけに娯楽漫画としての安心感は有ります。

ただ。そこかしかに鈴木的愛憎と変態的世界は種はばらまかれているのが不安でも有り楽しみでも有ったりもするんですが(笑)特に、イメージドラマとして描かれているフィギュアの表現のパートでは好きに描いているなという印象が強く今後どんな事になってしまうのかちょっと心配になってしまいますね。

ヴィンランド・サガ(1) (講談社コミックス)

ヴィンランド・サガ(1) (講談社コミックス)

単行本サイズが少年誌掲載漫画のそれだった事が実は一番の驚きだったり。D-LIVE!!カペタの様な扱いをされると思ったのですけど。テーマ的には自由と言う言葉が何度も出てきていますけれど、最終的には自由を求めてヴィンランド行を成し遂げたものの、それでも逃れられない何かがある、というプラネテスと同じ所に着地しそう、というのが1巻を読んでの印象かな。アシェラッドの「人はみんな何かの奴隷だ」の台詞はさらりと描かれているけれども作中での重要なキーワードになるんでしょう。奴隷と言う言葉が肯定的意味を持たせるというか何かの奴隷である人間の存在そのものを肯定するといった感じで。
武装錬金 8 (ジャンプコミックス)

武装錬金 8 (ジャンプコミックス)

「決戦だ!!」の回まで収録。残り話数に赤丸補完分で単行本1巻分には丁度良い分量ですね。9巻の巻末コメントが今から楽しみになるような、俺にとっての不可解なコメントがちらほらと。