今日買ったもの

九龍妖魔學園紀 メイキングブック

九龍妖魔學園紀の監督・今井秋芳自身がゲームをプレイしながら製作に纏わるあれこれを語るメイキング本。といってもお堅い感じの本でもなく、ゲストとして脚本のかわさき暁、キャラクターデザインの斎藤晋、音楽の新田高史、声優の関口英司等製作スタッフも参加していて和気藹々の対談になってます。ミニゲーム・ロックフォードアドベンチャーも含めたゲームのほぼ全ての部分について（クリア後に行ける隠し部分についてはコメントなし）の、製作意図を語り尽すという結構凄い内容で、特にゲームシナリオ製作に措いての演出や設定の重要性というものについて考えさせられる所も多いです。このゲームが好きだ、シャウトのゲームが好きだ、自分は今井ウオッチャー（笑）だと言い切れる重度のファンにとっては得る事の大きい本だと思います。お勧め。

ピアノの森 10 (モーニングKC (1449))

アッパーズ連載分もこれで全て補完。10巻はカイが表舞台に立って物語が動き出す助走段階といってもいいのかな。カイ（のピアノ）に惹かれた登場人物達の視点からカイの存在感を描き出すという構図。見せ方の上手さは相変わらずで脇役達それぞれのドラマに引き込まされます。

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)