漫画雑誌の感想あれこれ

週刊モーニング
ピアノの森
来年夏にアニメ映画化。多分少年編だけなんじゃないかなぁ、と思うのだけれどこれは楽しみ。演奏シーンどうするのかなぁ、無音&演出のみで処理するのは難しいだろうから誰かしらの演奏を使うことになるんのだろうけれど・・・イメージが沸かないかな。
連載の方では、少年編・青年編でも変わらずに独りよがりな思い込みからカイを傷つけてきた雨宮が、今更何様のつもりで他人の人格を批判できるのかと思いましたが(笑
へうげもの
私心のない明智光秀の姿に打たれた徳川家康明智側としての参戦を決断。こういう変わった設定をするのには訳があるのだろうけれど、意図はどの辺りにあるのかな。家康と秀吉、ひいては佐介との対立を今の段階から鮮明化させておくという事なのだろうか。
とりぱん
両親ネタや隣の家のみーちゃん等親元に同居してこそのネタって結構多かったですし、あの餌台あってのネタも有ったと思うのだけれど、それでも一軒屋を借りて引っ越すなんこさんの今後の漫画のネタ枯渇がとても心配なのです・・・なんて何故に自分は漫画家のプライベートを心配しているのかという気になってしまう、そんな回でした。
週刊少年サンデー
ブリザードアクセル
粗筋を調べてみましたが、漫画の通りでいいのかなぁという気にはなります。粗筋だけ眺めていると主人公二人の振る舞いを皮相的に描いた喜劇って感じがするんですよね。そうであるのなら吹雪と六花の解釈っはあまりにも能天気という事になるのですが、なのに漫画で描かれた解釈が成立するというのは音楽の力なのだろうなぁ、という様な事を考えていました。
自分オペラ関連は全然駄目で、冗談抜きに「魔笛」と「椿姫」の「乾杯の歌」と「青ひげ公の城」のストーリー(殴)位しか知っているものが無いような。

絶対可憐チルドレン
繋ぎの回。感想は書きにくいのだけれど、葵は他からの突込みが入らないとキャラクターが立たない娘だなとは感じました。
週刊少年ジャンプ
アイシールド21
以前別所で書いた懸念(もう削除しましたが)がその通りになってきているかな。
トータルの才能では劣るけれど一芸では秀でた(特にセナの脚はどこのチームにとっても脅威)集団・泥門が、武器となる一芸の部分をより強力な個人能力によって封じられ劣勢に立たされるのだけれども、根性で一対一の局面にせり勝って反撃。何時も通りのパターンといえばそれまでだけれども、ジャンプ掲載の漫画だから、というべきなのかな。結局、問題の解決が、ある個人の持つ攻撃手段・能力が有効か有効でないか(相手が耐えられるか耐えられないか)に委ねられ、その判定が個人の覚醒なり頑張りといった要素で決められる、バトル漫画・必殺技漫画のそれになってしまっているのが物足りなさを感じさせるし説得力のなさを感じさせるんだよね。

判りやすさを重視しているのは判る。けれども勝負の機微や残酷さ、その裏返しのカタルシス、そういうものを期待したいし出来る題材だと思っていた自分としては不満がでる最近の展開ですね。
etc
・知らない所で僕らの土山しげる先生が漫画アクションで連載を開始していてびっくりしました。刑務所を舞台にした食自慢バトルという設定が凄過ぎる。