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なぜなら「殴っても、いい監督はいるさ」と体罰を社会で容認したら、スキルが低く、人格や個性に未熟さを残す者、わかりやすく書けば「だめコーチ」までが殴り始める
(略)
感情の制御を欠き、権力の安易な行使として暴力をふるうような指導者は勝てない。そもそも勝利追求を深くとらえていない。本当に勝とうとするなら、それも選手の肉体的素質や環境に劣る側が勝とうとするなら、カッとして弱い立場の教え子を殴る余裕などありはしない。

いわれてみれば当たり前の事かも知れない。だけれど体罰の否定をこれほど痛快にやってのけた言説は中々目にしない、という意味で感心しました。