米吐き娘その後

http://ameblo.jp/komehaki/
11月12日付けの日記参照。商売毎ですからね、こういう事もまま有りますよねとしか云う他はないでしょうが・・・。

愛と妄想のクラシック (新書y)

愛と妄想のクラシック (新書y)

鈴木淳史の新刊は、偏愛に基づく断定を含みながらも一応演奏家や曲目を紹介するという新書的な正しさを保っていたと既刊とは異なり、専ら取りあげた曲目から想起された著者のイメージ、想い出話などをエッセー風に語る、一言で言ってしまえば自分語りの域に −これまでも自分語りは十二分にあったけれども − 到達してしまっているという意味では今まで以上に好き嫌いは強烈に別れそうな本になってます。

どこまでが虚構でどこまでが本音なのかがよく判らないような文章の羅列に幻惑するか当惑するかは兎も角としても、というかそういう事を詮索すること自体無意味だけれども、自分は結構楽しんで読めた口ですね。取り上げられている曲目も自分好みの物が多いですし(一部、誰?という人も混じっていますが)その中でも特にバルトーク青髭公についての所では、オタク的な物を楽しむという点での自分の限界と葛藤をピンポイントで言い当てられたようで、まさか鈴木淳史にしてやられるとは!という具合で非常に口惜しいのです。かなり痛いところを疲れたので悪い評価など下しようもないのです、そして、その事とは関係なく、あの著者が深くかかわっているあの同人誌のような雑誌についてはスルーするのが正解なのだろうかと本書とは関係ない事を思うのであった。
★★★★

「野球」県民性 (祥伝社新書)

「野球」県民性 (祥伝社新書)

買っていません。立ち読み。
またこの手の本かよ、と思いつつも自分は北海道出身だから最初を読むだけでどういう本かは判断できる・・・って北海道人はおおらかだとかそんな感じの、凄まじく紋切り型の事が書いてあって正直死にそうになるのですが、まぁ、あれですね、過去から現在までの北海道の代表的な野球強豪校として駒大岩見沢の事をすっ飛ばして書いている時点で俄か確定というか死んでくださいというか、ヒグマ打線って知ってますか?(著者に向かって)という感じです。駄本。

どうでもいい事ですが俺が北海道を代表する野球人と勝手に思っているのが元ロッテの高沢と吉井(共に苫小牧工業出身)であるのは秘密だ。

とりぱん(4) (ワイドKC)

とりぱん(4) (ワイドKC)

★★★★
でろでろ(11) (KCデラックス ヤングマガジン)

でろでろ(11) (KCデラックス ヤングマガジン)

ゆうやみ特攻隊(1) (シリウスKC)

ゆうやみ特攻隊(1) (シリウスKC)

おばけのおやつ

おばけのおやつ