あけおめ。久しぶりに別館を更新。いつも通りに昔のゲームについての繰言を3つほど。

人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争 (講談社選書メチエ)

人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争 (講談社選書メチエ)

日本の国家と国家意識の形成及び、外なる世界への対峙と意識の持ちようの進化といったものを縄文時代から奈良時代までの考古資料ー主に古墳とその埋葬品ーを元に解き明かし、更にそれを敷衍して近現代の問題へと広げてゆくゆく過程がエキサイティング。日本人の防御軽視の思想(零戦の装甲とか?)は古代から一貫していて、それは自然環境に恵まれて外的脅威を感じる事がほとんどなかったから、などというくだりは大法螺のような気もするのだけれど、それはそれで面白かったりします。
★★★★