群青の空を越えて

体験版をプレイしました。
腹に一物を抱えている人間揃いな事と戦時下という状況も重なって、登場人物の言動や関係性に常に何がしかの張り詰めた物が漂い、少しの切っ掛けでそれが爆発してしまいそうな綱渡りな状態で進行する少年達が過ごす日常の物語が面白かったですね。

天才的な技量の中世的な顔立ちの美少年、主人公の後輩でヒロインの弟、密かに好きな女性がいる(様に俺には見える)という、思わず笑ってしまった程二重三重にも死亡フラグを背負った同僚パイロットは何時何処で死ぬのだろうか、と飛行の描写がある毎にひやひやさせられました。主人公自身、教官、女性パイロット、カメラマンと死にそうな人物は他にも目白押しですし、ライターの趣味次第ではどうにでも物語は転がっていきそうな予感はしますね。体験版の最後でちらりと「敗戦・・・」などという不穏な言葉が出ているのが結構気にかかります。

体験版をプレイした範囲ではフィー教官が色々とツボにくる存在だったかな。体験版で描かれている以上の裏事情を色々と抱えていそうな感じもしますし。

近所に有る再開発中の住宅街周辺を散歩する。
再開発計画開始以前は、半ば手入れを放置された樹木や雑草に囲まれた老朽化した平屋と二階建ての集合住宅、殆どが閉店状態の商店街等、うらぶれてはいるけれど落ち着いた空気が溢れていたのだが、ここ一・二年で近代的な高層マンション群に生まれ変わっているのが目を見張るが、何処かに違和と落ち着かなさを感じる。

多分にそれは治安確保の意味もあるだろうし、以前の住宅では確保されていなかった駐車スペースを得るという目的も有るのだろうが、樹木や雑草が間引され広く整然とした空間が出現したので、今までは遮られていた視野と光量が十二分に確保されるようになった事にあるのだろう。情緒には欠けるけれどそこに住む人間からみれば歓迎されるべき方向では有るのだろうと納得する事は出来る。

工事用の柵に囲まれて解体されるのを待つだけになっている、今は誰も住んでいない廃屋に少しばかりの寂寥を感じてその場を後にして、開発計画の中で真っ先に建築された図書館で時間を過ごすして帰宅。実家から北海道特産の飲料(要するにがらなぁ)が送られてきたので気分を良く飲み干しながら就寝。そんな何事も無い一日。

特にメリットがある訳ではないですが、こちらのIDでもはてな市民の資格を得る事が出来ました。名実共にこれでこちらの日記の方が本体だと主張出来るようになったかなと自分以外には全く意味の無い達成感を得ています。現在は先日日記で取り上げた「ライアット・スターズ」の再プレイ等をしています。伝説のオウガバトルとシステム的には類似していますが、独自の味付けもされていてプレイヤーに思考する楽しみを与えてくれる良いゲームだと思います。

あの転生学園幻蒼録の続編が絶賛製作中らしい。

2chからの情報ですが、自分も一時期は購読していたメルマガに明記されているそうです。公式サイトも地道に更新中ですし絵師の人の日記からも仕事が佳境に入っている事が十分に伺えますね。自分は体験版が収録されている雑誌をわざわざ購入→発売二日前にフライングゲットまでしながら、ゲーム本編の予想を上回る内容の薄さに、この種のゲームとして初めてかもしれない一週目での挫折をしてしまった危機回避力の無い人間ですが、続編もなんだかんだで購入してしまいそうな気もします。CG集だと割り切ってしまえば・・・期待値が0ならば絶望する事もきっとない!

いや、転生学園に限らずここ数年のSRPGの分野は数少ない作品が悉く微妙な出来なので、僅かながらの希望に懸ける他はないという現状がありますから・・・例えプロデューサー・監督等製作陣のトップが前作と同じであっても(笑)。発売は来年以降でしょうから今から気長に出来を見守っていこうかと思います。