少年サンデーの感想

別館は閉めたので、モーニング、少年サンデーや三国志マガジン等の漫画雑誌の感想はこちらに引越します。割とどうでもいいですが「妖逆門」ってついつい「莫逆の門」っていいそうになり・・・ませんね。すいません。


ブリザードアクセル


鈴木央スターシステムの発動が衝撃的だった最新号。
新登場の赤羽宮子の外見は「私、嬉しかった。大人になったあなたに会えて」*1という鈴木央の言葉が聞こえてきそうなくらいにライジングインパクトの黒峰さんに似ている。UltraREDよりも連載が長期になった事で、満を持しての黒峰顔をした人物の投入、だろうか。


しかし、お姉さんキャラの量産に関しては他の追随を許さない央先生だけれど、鈴木央的お姉さんキャラが総じて後輩や同僚から憧れられたり慕われるような存在として描かれていたのに対して、赤羽は3枚目のキャラクターとして描かれている。中身としては妄想癖がある辺り小雪に近いといってもいいかもしれない。それにフィギュアの事すらも良く判っていないという設定まで付け加えられている。吹雪との関係でいえば「お姉さんが教えてア・ゲ・ル」ではなく「お姉さんが教えてア・ゲ・ラ・レ・ル」である。むしろ、ここにきて新境地を開いたといってもいいかもしれない。央先生は一体どこへ向かおうとしているのだろうか・・・。


白帝の特待生としてクラブチームでフィギュアをやっているのに、更に中学校の部活でフィギュアをやるシーンを描く意味があるのだろうか。「バキ」においての高校生活描写のものなのかもしれないし、もしかすると吹雪の「フィギュアスケーター」発言をさせたかっただけなのかもしれない。ちょっと桜木花道の「バスケットマンですから」発言を連想させるのがアレですが。


絶対可憐チルドレン
妄想の中ですらロリコン扱いされている兵部が笑える。
敵の幼女をも魅了する皆本の人間力は、流石手の掛かかる三人の幼女エスパーを任されているだけの事は有る、といってもいいだろうか。拉致監禁された緊迫した場面でも常にマイペースを忘れてはいない。天然系のヒロイン的な行動、といってもいいだろうか。
あいこら
立体眼鏡が付録についてくるのに合わせて、透視眼鏡で乳首を見ようという漫画を描く和郎先生からはプロフェッショナル魂を感じました。内容は駄目も極まれりといった感じでしたが(笑)

*1:元発言はガンダムXのルチル