book

飛鳥の宮と藤原京―よみがえる古代王宮 (歴史文化ライブラリー 249)作者: 林部均出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2008/01/19メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る そういった中で「飛鳥京」を中心とした飛鳥・藤原地域だけが…

最近読んだ本

タイムトラベルの哲学―「なぜ今だけが存在するのか」「過去の自分を殺せるか」 (講談社SOPHIA BOOKS)作者: 青山拓央出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/01メディア: 単行本 クリック: 41回この商品を含むブログ (14件) を見るSF者ではない身としては、タ…

片山杜秀の本(1)音盤考現学 (片山杜秀の本 1)作者: 片山杜秀出版社/メーカー: アルテスパブリッシング発売日: 2008/01/19メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 109回この商品を含むブログ (39件) を見る片山杜秀の本(2) 音盤博物誌作者: 片山杜秀出版社/メー…

アマチュアスポーツも金次第 (朝日新書 45)作者: 生島淳出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/11メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る緊急出版と銘打たれているとおり、西武の裏金問題や専大北上野球部解散という直近のニ…

日本の森にオオカミの群れを放て―オオカミ復活プロジェクト進行中作者: 吉家世洋,丸山直樹出版社/メーカー: ビイング・ネット・プレス発売日: 2004/03/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るオオカミを放つ―森・動物・人のよい…

不意打ち的に東京新聞での江川達也の連載コラムを読みました。 手元に新聞があるわけではないので自分なりの要約をするなら「漫画家は勉強のできな馬鹿がつく仕事だ。漫画は表現としても未熟」といった所で、(自分のような有能な人間が散々研究しても有効な…

ここ2週間くらい意識して古典と呼ばれる類の本(岩波のクリーム色の背表紙のシリーズに収録されている類の本)の読書量をふやしています。時には原点に戻ってみよう、という事で。普段は奥まった所にある書籍を色々と発掘しているのですが、その副産物として…

日本ラグビー復活の鼓動作者: 日本ラグビー狂会出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るそういえばこの本を忘れていた。年末恒例の狂会本です。 書く側の人間から書かれる側の人間に変わった中竹氏のライ…

万世一系のまぼろし (朝日新書 (026))作者: 中野正志出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/01メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る去年、自分の一番の関心事は天皇性に関して交わされた一連の議論(と冥王星)だった。が、少…

砂糖をまぶしたパス―ポルトガル語のフットボール作者: 市之瀬敦出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る表題の通りポルトガル、ブラジル、アンゴラというポルトガル語圏の国々に息づくフッ…

日本史の一級史料 (光文社新書)作者: 山本博文出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/05/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (30件) を見る現代と過去を結ぶ入り口でもあり出口でもある史料の扱い方については、何かと大学の教官…

新書y157 萌えるクラシック 鈴木淳史作者: 鈴木淳史出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2006/12/14メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る著者、鈴木淳史の時点で判るとは思いますが、美人、美少年演奏家を取り上げてその容姿と演奏…

屋久島ジュウソウ作者: 森絵都出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/02/24メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (49件) を見る直木賞受賞記念、という訳でもありませんが森絵都のエッセイを読みました。前半部が屋久島での山登り、後半部は…

カストラートの世界作者: アンガスヘリオット,Angus Heriot,関根敏子,河合真弓,佐々木勉出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1995/05/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る現在では存在しない歌手ー変声期前の少年を…

なぜ偉人たちは教科書から消えたのか 【肖像画】が語る通説破りの日本史作者: 河合敦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/06/23メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見る西郷像が本人とは似ていないという有名な…

出所が何処かは忘れましたが最近「amazonでは表示される画像が小さく質感も判らないから「本の表紙買い」が出来ない」という意の文章を読みました。レコードでいえばジャケ買いって奴だ。自分も流石に本のジャケ買いはした記憶はないけれども、そういう気持…

青い花 1巻 (F×COMICS)作者: 志村貴子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2005/12/15メディア: コミック購入: 18人 クリック: 156回この商品を含むブログ (477件) を見る自分のいきつけの書店が以前から志村貴子に力をいれて展示をしているので興味を持って「…

エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/01/05メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (160件) を見る「光の帝国―常野物語」の続編。より具体的には「光の帝国」所載の「オセロゲーム」に登場し…

私がいてもいなくても 1 マーガレットコミックス作者: いくえみ綾出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/12/14メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (54件) を見る一刊だけ読了。面白い。 自分は男だし、主人公達の年齢の時の事は既にもう…

群青の空を越えて

かもめ (白水Uブックス―ベスト・オブ・チェーホフ)作者: アントンチェーホフ,Anton Pavlovich Chekhov,小田島雄志出版社/メーカー: 白水社発売日: 1998/12メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る群青の空を越えて 通常版出版社/メー…

バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)作者: 上村勝彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/03/16メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 30回この商品を含むブログ (41件) を見るこういうものを読んでみたいと思った。が、読了しても中々上手く消化できない。こ…

読了本

ボール犬ミッキー作者: 室積光,福岡耕造出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る球場でボール犬としての仕事を勤めている時以外の、ミッキーのプライベート写真も満載で、犬の写真集としても、野球(場)…

読了本

ピアニストが見たピアニスト作者: 青柳いづみこ出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/06/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (33件) を見るリヒテルやアルゲリッチ等6人のピアニストの人生と演奏スタイルの変遷とを解き明かしていく様は…

「死の舞踏」への旅作者: 藤代幸一出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2002/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る骸骨や死体の描かれる中世のおどろおどろしい創作物が、現代でも強い印象を与えるのは死という題材の持つ根源的…

無縁・公界・楽 増補 (平凡社ライブラリー)作者: 網野善彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1996/06/12メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 50回この商品を含むブログ (98件) を見る日本中世史を見直す (平凡社ライブラリー)作者: 佐藤進一,笠松宏至,網野善彦…

ムーサの贈り物―絵画・詩・音楽の出会うところ ドイツ編作者: 喜多尾道冬出版社/メーカー: 音楽之友社発売日: 2005/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る「レコード芸術」誌で今に至るまで10年にも渡って連載されている名物企画の初めて…

ぐるぐるまわるすべり台作者: 中村航出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/06/09メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (63件) を見るお気楽に生きている主人公の登場する「ぐるぐるまわるすべり台」と「月に吠える」二本の短編。両者はリン…

死神の精度作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/06/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 148回この商品を含むブログ (657件) を見るかなり長い事積み本にしていた訳ですが・・・正直絶望した!これを積んでいた自分の至…

バスジャック作者: 三崎亜記出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (155件) を見る「となり町戦争」の著者、三崎亜記の二作目。今度は短編集です。 確かにこれは、肉体的体感のないまま粛…

2006年度本屋大賞決定

http://www.hontai.jp/ ああ、今年も読みたいけれど読んでいない本ばかりが上位に!(笑) という事で、今年の既読は伊坂幸太郎「魔王」だけでした。過去3回で最低の既読率だ。「死神の精度」は本棚には有りますし、「県庁の星」は漫画版でなら読んでますが。